引用先:http://mikami-hiroshi.com

数々の映画や今も話題のドラマに出演され、個性的な演技が魅力の三上博史(みかみひろし)さんですが、俳優だけではなく歌手としての魅力をここでは紹介しています。

三上さんは、1993年のテレビドラマ『チャンス!』にロック歌手の役で主演されています。俳優としての演技力に加え、歌唱力とミュージシャンとしての雰囲気がすごいと話題になりました。

いつも迫力のある演技で視聴者へ感動を与えている俳優の原点についても、調査しました。それでは、早速見てみましょう!

三上博史が主演ドラマで過去に歌手を?

引用先:http://girlschannel.net

個性的な演技で俳優としては、確固たる地位を築かれている三上博史さんですが、実は歌手としての実力も相当に高いことをご存知でしょうか?

1993年4月14日~6月30日まで毎週水曜日(21時00分~21時54分)フジテレビ系「水曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ『チャンス!』の主演でロック歌手(本城裕二)役。このドラマで三上さんは、歌手としての実力を証明されています。

当時、劇中歌の「HANG OUT!」と主題歌の「夢 with You」は、実際に本城裕二の名前でコンパクトディスクがリリースされ、音楽番組(ミュージックステーションなど)にも出演されました。劇中歌と主題歌は、久保田利伸さんが作詞・作曲されたことで話題になりました。

ドラマ内で本城裕二が、ピアノやギターを弾き語りする場面が数多くありますが、吹き替えではなく三上さん本人が弾いていたという事実。まさに本物のミュージシャンですよね。

『チャンス!』のあらすじ

  • 歌手でミュージシャンの本城裕二(三上博史)が、人気に陰りを感じ充電のためと称して渡米。2年後に凱旋帰国をするが、国内では彼のことを覚えている人はほとんどいなかった。その一方で以前に彼のバックでギターを弾いていた日向麗太(東幹久)が、大成功をしていた。
  • 本城裕二を復活させようと新任マネジャーの白金葵(西田ひかる)こと通称「ポンタ」が奮闘するが、傲慢でプライドの高い本城は、自分の立場を理解するも妥協ができない。性格が正反対の本城にいつも振り回される葵ですが、音楽に対する真摯な姿勢に心を打たれ、本城をもう一度ロック歌手として成功させるために奮闘し、その地道な努力の甲斐があって、本城は見事にロック歌手の頂点に立つことができる。

三上博史が歌手としての位置づけを確立し、話題となった人気のドラマですが、DVDやビデオがなく「幻のドラマ」と言われています。ますます見たくなりますよね(笑い)。

歌手としての才能を紹介しましたが、やはり一番の魅力は俳優ですよね!それでは、俳優としての原点について調査した内容を見てみましょう!

俳優としての原点はイタリアだった!

引用先:https://eiga.com (テレンス・スタンプ)

当時、高校生だった三上博史さんは、友人に誘われて行ったオーディションで寺山修司さんに見いだされ、1978年から俳優をスタート。その頃から寺山修司さんにイタリア映画の素晴らしさについて、たくさんの話を聞きます。

映画大国のイタリアには、偉大な映画作品が多く存在します。ファッションや芸術だけではなく、風景や画像の美しい感性に心を奪われ、イタリア映画ばかりを追い求める方も少なくありません。

自分のことを三上さんは、背も高くない、ルックスも自信があるわけではないと思っていましたが、寺山修司さんに「なんでもありだよ」と言われ、自分の可能性を自分で決めてはダメだ!「自分で想像力を膨らませてください」と教えられます。

1967年に公開された映画『世にも怪奇な物語』エドガー・アラン・ポー原作のオムニバス映画の3部作目『悪魔の首飾り』に出演していたテレンス・スタンプの演技に惹かれ、映画の世界に引き込まれます。台本のない空間を演じることができる俳優であり、イメージを膨らませることのできる目標とする俳優。

テレンス・スタンプ

  • 本名:Terence Henry Stamp
  • 1939年7月22日生まれ、イギリス国籍(出生地:イングランド・ロンドン)。
  • 5人兄弟の末っ子で高校卒業後はロンドンの広告代理店に勤務するが、俳優になる夢を諦めきれず演劇学校へ通う。
  • 1962年『奴隷戦艦』で映画デビュー、ゴールデングローブ賞最優秀新人賞を獲得、アカデミー賞にもノミネートされる。1965年『コレクター』ではカンヌ国際映画祭 男優賞を受賞。
  • その後の代表作品『悪魔の首飾り』(1967年)、『スーパーマン』(1978年)、『プリシラ』(1994年)、『イギリスから来た男』(1999年)、『スター・ウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)、『ホーンテッドマンション』(2003年)、『エレクトラ』(2005年)、『ウォンテッド』(2008年)、『ワルキューレ』(2008年)、『ゲット スマート』(2008年)などに出演。

1970年代の前半は、仕事が減り世界中を旅し、その後に俳優へ復帰した時点から役柄が変わり、1978年の『スーパーマン』以降は、確かに悪役としての印象が強くなっています。

どのような役でも全力で演技を行い、自分が何かに変わることで「最高」を引き出す。それが重要だと話されています。

今回のまとめ

映画やドラマで個性的な演技で視聴者へ感動を与えている三上博史(みかみひろし)さんですが、俳優だけではなく歌手としての才能を紹介しました。

  • 主演ドラマで歌手としての魅力を発揮
    • 1993年のテレビドラマ『チャンス!』でロック歌手を演じ、俳優としての魅力に加え、歌唱力が話題になりました。実際にコンパクトディスクがリリースされ、本城裕二で音楽番組にも出ています。
  • 俳優としての原点は、イタリア!
    • 寺山修司さんとの出会いによって知るイタリア映画の魅力。
    • 1967年公開の『悪魔の首飾り』に出演していたテレンス・スタンプの演技に惹かれ、映画に引き込まれる。今でも目標とする俳優である。

これからも、俳優として迫力のある演技と歌唱力を活かした音楽活動に期待しています。

今回は「三上博史が過去に主演ドラマで歌手?俳優の原点はイタリアだった!」でした。最後までご覧いただき、ありがとうございました