引用元:johnny’s net

2016年に解散した国民的な人気アイドルグループのSMAPメンバーでキムタクこと木村拓哉(きむらたくや)さん。デビュー当初から美しいルックスと抜群の歌唱力、俳優としての演技力でも才能を発揮し、出演した映画やTVドラマではたくさんの記録を更新されています。

ファッション誌『anan(アンアン)』の好きな男性ランキングでは、15年間(1993~2008年まで)連続で1位に選ばれ、今でも女性はもちろんのこと男性からも憧れの的になっていますよね。

ここでは、木村さんがこれまでに出演した時代劇の面白い映画やTVドラマのあらすじと、日常ではどうような私服ファッションを愛用されているのか?気になるブランドについて紹介しています。

それでは早速、面白い時代劇の映画とTVドラマの作品から見てみましょう!

木村拓哉の時代劇で主演の映画やTVドラマが面白い!

木村さんが主演の映画は、毎回マスコミの注目を集め、TVドラマでは常に高視聴率を維持し、演じた登場人物の職種は、その年の人気となり社会現象にまで発展したことが多々あります。

例えば、「ロングバケーション」ではピアノを習う男性が急増したり、「GOOD LUCK!!」では航空業界への就職希望者が増加、「ビューティフルライフ」では美容師の志望率が例年の2割アップするなど影響力に凄さを感じますよね。

現代のトレンドを題材にした映画やドラマに出演することが多い木村さんですが、以前に出演した時代劇の作品が、殺陣(映画や演劇などで入り乱れて激しく斬り合う場面のこと)などの斬新さと自然な表情(演技)が凄く、改めて面白い!と気付きました。

ここでは、木村さんがこれまでに出演した時代劇の作品を映画とTVドラマに分けて紹介しています。

それでは早速、上演された映画の作品から年代順に見てみましょう!

映画

【武士の一分(いちぶん)】2006年(松竹)

引用元:https://www.reviewanrose/tokyo/article

原作は、時代小説『盲目剣谺(こだま)返し』(『隠し剣秋風抄』収録/藤沢周平)。映画監督の山田洋次さんによって映画化され、興行収入は40億円を超え、当時(2006年)の松竹配給映画としては歴代最高記録を樹立。

あらすじ

  • 幕末時代の下級武士である三村新之丞(木村拓哉)は、藩主の毒見役(食して毒の混入を調べる)を行っていたが、関心がなく隠居して剣術道場を開き、子供たちに剣術を教えることを夢見ていた。
  • 妻の加世(壇れい)と幸せに暮らしていたが、藩主の毒見で「貝の毒」で失明することになる新之丞。
  • ある日、藩主の上司である島田藤弥(坂東三津五郎)と加世が密通している事実を知り、加世から「島田に身体を預けることを条件に家禄を安堵された」と聞かされ、激怒した新之丞は加世を離縁する。
  • しかし、同僚の加賀山喜右衛門(近藤公園)から「家禄の安堵は藩主の温情からのものである」と聞かされ、島田が事情の分からない加世を騙(だま)したと知り、新之丞は自らの「武士の一分」を賭けて島田に果たし合いを挑む。
  • 新之丞は剣術の師・木部孫八郎(緒形拳)の元で腕を磨き、剣術の達人である島田と戦い、島田の左腕を切り伏せ致命傷を与える。新之丞はその場を立ち去り、その後に島田は切腹する。
  • 恨みを果たした新之丞だったが、離縁した加世の行方が分からず後悔していた時、徳平(笹野高史)が連れてきた飯炊き女の飯を食べた新之丞が「飯炊き女に会いたい」と言い出す。
  • その飯炊き女は加世であり、離縁された手前、身分の低い飯炊き女として新之丞の世話をしようと戻っていた。新之丞は加世と和解し、再び一緒に暮らすことになる。

受賞

  • 第30回日本アカデミー賞(ノミネート)
    • 木村拓哉さんは、事務所の方針により日本アカデミー賞主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞のノミネートを辞退されました。
  • 第25回ゴールデングロス賞 日本映画部門優秀銀賞
  • 第16回東京スポーツ映画大賞の主演男優賞
  • 第20回日刊スポーツ映画大賞の主演男優賞

この作品で映画監督の山田洋次さんは、木村さんを高く評価し「天才的なところがある!」と語っています。

【無限の住人】2017年(ワーナー・ブラザース)

引用元:https://www.oricon.co.jp

実写映画化された沙村広明(さむらひろあき)さんによる日本の作品で「月刊アフタヌーン」(講談社)にて、1993年6月~2012年12月(19年以上)まで連載された国民的な人気漫画。

あらすじ

  • 本作品は、江戸時代の日本を舞台としているが、奇抜な服装を身につけたキャラクターや独創的な武器が数多く登場する。主人公の万次(まんじ=木村拓哉)が「血仙蟲(けっせんちゅう)」とよばれるものを体内に宿して、不老不死の肉体を持つという設定。
  • 万次は、100人斬りの異名を持つ剣士で、あるとき両親の仇討ちのため「逸刀流(いっとうりゅう)」の中心人物である天津影久(あのつかげひさ=福士蒼汰)を追っている少女・浅野凜(あさのりん=杉咲花)と出会い用心棒の依頼を受ける。
  • 2人は剣客集団である逸刀流を追うことになるが、同じように逸刀流を追う6人の集団「無骸流(むがいりゅう)」のリーダー尸良(しら=市原隼人)と出会う。
  • ここで凜と万次は、尸良(しら)と同じ目的を果たすために協力することを約束し、天津影久(あのつかげひさ)を追って加賀へ向かう道中、逸刀流から襲撃を受ける。その襲撃によって、尸良(しら)が残虐(ざんぎゃく)な本性を表し、凜に襲い掛かりるが万次によって命は助かる。
  • 万次と凜は、再び加賀を目指すが、万次は過去に罪を犯しているため、関所を通れない。凜は1人で加賀を目指し、尸良(しら)に奇襲を仕掛けられるが、元逸刀流の凶戴斗(まがつたいと=満島真之介)の助けで再び難を逃れる。
  • 加賀では天津影久(あのつかげひさ)が、心形唐流(しんぎょうとうりゅう)の伊羽研水(いばねけんすい=山崎努)と取引きを行い、心形唐流を逸刀流の傘下に収める。その後、凜は江戸に戻る天津(あのつ)と偶然に出会い、復讐を誓った相手だったが、2人は行動を共にすることで徐々に親密になる。
  • 江戸までの道中、心形唐流に追い詰められた凜と天津(あのつ)。そこに万次と逸刀流に返り咲いた凶(まがつ)、天津(あのつ)のハトコである乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ=戸田恵梨香)が現れ合流し、心形唐流を全滅させる。万次は凜を連れ、天津(あのつ)は凶(まがつ)と乙橘(おとのたちばな)と共にその場を去る。
  • 万次は、幕府の無骸流を操る吐鉤群(はばきかぎむら=田中泯)に「無骸流に加わらないか?」と誘いを受けるが、吐(はばき)の仕掛けた罠(わな)であり、万次を捕らえて不老不死の謎を解明しょうとする。
  • 人体実験のために捕まった万次を凜が助け出すが、万次は片腕を失う。実験の失敗で責任を負わされ、切腹を命じられた吐(はばき)。彼は自ら死ぬまでの1ヶ月で逸刀流を全滅させると誓い「六鬼団(ろっきだん)」を結成。
  • 六鬼団と逸刀流に万次と凜が集結し、最終決戦が始まる。戦いは仲間のほとんどを失った逸刀流の天津(あのつ)と六鬼団のリーダー吐(はばき)の一騎打ち。激闘の末、ボロボロになりながらも天津(あのつ)が勝利。
  • 勝利した天津(あのつ)の前に万次が現れ、戦いは終盤戦へ。万次は天津(あのつ)の右腕を切り落とし、最後の力を振り絞り、天津(あのつ)は外国へ逃げようと足を進めるが、凜に刺されて死ぬ。
  • それから90年が経って、不老不死の万次が生き続けていたある日、布由(ふゆ)という少女の用心棒を任される。布由が持っていた見覚えのある小刀は、凜の小刀であり布由は凜の玄孫(やしゃご=ひ孫の子)であった。
  • かって、凜の仇討ちで戦った天津(あのつ)の右腕を移植した万次は、凜の血を受け継いだ布由と手を取り合う。

受賞

  • 第27回日本映画評論家大賞 主演男優賞
  • 第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(1997年)
  • 英語版がアイズナー賞の最優秀国際作品部門を受賞(2000年)
    • アイズナー賞とは「漫画のアカデミー賞」とも呼ばれる栄誉ある賞である。

監督を務めた三池崇史(みいけたかし)さんは、木村拓哉さんの起用理由について「死ねない男、永遠にトップアイドルで下りれないところがかぶる。人殺しはしないけど木村拓哉も”無限の住人”だ!」と語っています。

TVドラマ

【織田信長 天下を取ったバカ】1998年(TBS)ドラマ

木村拓哉が、時代劇ドラマで初めて主演に大抜擢された作品であり、歴史上の人気武将である織田信長を演じることで話題となった作品です。

織田信長の青年時代を中心に描かれ、ラストで弟の織田信行を斬り、天下取りへの決意を新たにする場面で締められている。有名な桶狭間(おけはざま)の戦いや本能寺の変といったシーンは描かれていない。

あらすじ

  • 織田家の次期当主・織田信長(木村拓哉)は子分たちと山賊相手の喧嘩をし、ボロボロの姿で末森城に帰参。母の土田御前(いしだあゆみ)や平手政秀(小林念侍)ら重臣たちは、織田家の次期当主らしからぬ振る舞いに叱咤(しった)するも、当の信長は、鉄砲の試し撃ちに夢中になっていた。
  • 新たな戦いの道具として重臣に知られていたこの鉄砲に関して、戦いではまるで役に立たないからと仕入れに対する猛反対の声が上がっていた。しかし、信長は無断で鉄砲を購入してしまい、さらに鉄砲商人を独断で臣下に加えたことにより、重臣の信長に対する不満は増すばかりであった。
  • 一方で、当主・織田信秀(夏八木勲)と斎藤道三(西田敏行)の間で和睦(わぼく)が成立したことで、道三の娘・濃姫(中谷美紀)との政略結婚の準備が着々と進められていた。

放送当時の評価(掲示板など)は、木村さんの演技力もスゴイが、作品に対する高い評価がたくさん掲載されていました。

【忠臣蔵1/47】2001年(フジテレビ)

赤穂浪士の四十七士の内、唯一人を斬った経験のある男と言われ、その名を日本中に知られた剣豪・堀部安兵衛(ほりべやすべえ=木村拓哉)を描いたドラマ。

  • 堀部安兵衛(ほりべやすべえ)とは、堀部武庸(ほりべたけつね)の通称で、寛文10年(1670年)~元禄16年2月4日(1703年3月20日)は、江戸時代前期の武士。赤穂浪士の四十七士随一の剣客であり、高田馬場の決闘で名を馳せ、吉良邸討ち入りでは江戸急進派と呼ばれる勢力のリーダー格となった人物である。

あらすじ

  • 中山安兵衛が、高田馬場の決闘で人を斬るところから始まる。この決闘の見物客の中に偶然、赤穂藩士の堀部弥兵衛(ほりべやへえ)と堀部ほりがいた。途中、安兵衛の紐(ひも)が切れてしまったが、ほりがしごきを渡し、安兵衛はこれを使って戦いに戻り、敵3人を見事に斬り捨てた。この戦いぶりに感動した堀部弥兵衛は、安兵衛を婿(むこ)入りさせたいと心に決める。
  • 遠く播磨国赤穂藩にも、仇討ちを助太刀した安兵衛の話は瓦版によって伝わり、赤穂藩家老たちの間でもこの噂で持ち切り。しかも斬った相手は18人に増えていた。安兵衛を「武士も鑑(かがみ)」と賞賛するものもいれば「時代錯誤の汚(けが)らわしい人斬り」と非難するものもいる。次席家老らは、筆頭家老の大石内蔵助(おおいしくらのすけ)に意見を求めた。これに対して内蔵助は「自分は安心しました。そんな程度のことがこの赤穂にまで届くようなら、江戸では何事も起こっていない平和な日々だということでしょう。殿も無事でおられるはず」と一人、視点が違う。家老達は皆あきれたが、これが内蔵助という男だった。
  • 一方、一流品が大好きな高家筆頭の吉良上野介(きらこうずけのすけ)もこの噂を聞きつけた。堀部安兵衛を呼びつけて「500石でよいな。自分の家臣になれ」と誘った。しかし、安兵衛は上野介という男から胡散(うさん)臭(くさ)さを感じて拒否して帰ろうとする。この様子を見ていた吉良家家臣の清水一学(しみずいちがく)が安兵衛の背中めがけて斬りかかろうとするが、安兵衛はすぐさま一学の動きを察知して一学に刀を突きつけて動きを封じた。これを見た上野介は「そんなにすぐに抜く安っぽい刀使いは一流ではない証拠、この仕官の話はなかったことに」と吐き捨てる。父の形見である大切な刀と共に侮辱を受けて安兵衛は、怒りを抑え、その声の主の名を深く胸に刻み込む。
  • そんな安兵衛の帰宅を夜更けまで待っていたのは堀部弥兵衛だった。下戸の弥兵衛は酒を振る舞い再会を喜ぶが、婿入りの気はないとけんもほろろ、話の腰を折られる。諦めきれない弥兵衛は、あろう事か老体の身も顧みず「明日堀内道場で3本勝負、内1本でも勝ったら再考を願いたい」と申し出、安兵衛に渋々承諾させる。当日道場での結果は明白、1本・・2本・・と負かされ倒される弥兵衛。痛みを堪えながら「堀部姓は中山姓ままでいい・・・」「婿入りがダメなら私の養子として・・・」と条件を下げながら話掛ける。3本目・・勝負を決めかねるように安兵衛は竹刀を構えずに身を躱(かわ)すものの、果たして弥兵衛を打ち負かす。しかし、直ぐさま正座し「堀部安兵衛」になる旨を伝えて、床に倒れている弥兵衛に頭を下げた。傍らで見ていた堀部ほりとの視線を交わしてから僅かの出来事だった。
  • 主君となった赤穂藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)からさっそくお側近くにに召された安兵衛。内匠頭は、今度幕府から仰せつかった勅使饗応役(ちょくしきょうおうやく)について「指南役の高家吉良上野介に挨拶に行かねばならないが、賄賂を出す気はない。武士に賄賂がはびこるような悪習は絶たねばならない」と安兵衛にいった。安兵衛は時代の風潮に杭う内匠頭を諌(いさ)めたが、内匠頭の意見はかわらなかった。
  • 浅野内匠頭からの挨拶に応じる吉良の屋敷では、通例の黄金手土産もなく書状だけを持つ安兵衛に家臣も驚く。不満を露わにした上野介も因縁の再会となった安兵衛の頭上で、その挨拶状を破いてまき散らし、浅野家主従に面目を潰された怒りは報復へと言動に移ってゆく。指南役上野介に従う内匠頭は、屏風絵図の再変更、畳200畳の総取替、勅使饗応当日の衣装や時刻を伝えないなど徹底していじめを受ける。そしてついに内匠頭は上野介に江戸城松の廊下で刃傷に及んでしまう。犬公方の徳川綱吉を要に置く幕府は、相手が乱心者として逃げた上野介には一切のお咎め無し、内匠頭には大名屋敷の庭先を借り即日切腹、赤穂藩を改易とする通達を出す。
  • 以降、安兵衛は、盟友の高田郡兵衛や奥田孫太夫と共に、仇討ち急進派と呼ばれる江戸詰め浅野家家臣の勢力の中心となり、ひたすら吉良邸討ち入りを志し、妻のほりには、今の自分は死んだも同然と離縁を言い渡して、内蔵助の住む京へ上る。
  • また肝心の国許の筆頭家老大石内蔵助もその気になってくれない。内蔵助は京都の色町で遊び呆れているだけだった。だんだん安兵衛率いる江戸急進派の足並みもくずれ、高田群兵衛は脱盟したいと申し入れてきた。怒る安兵衛に対して群兵衛は「オレはお前みたいに強うない」と叫んだ。
  • 安兵衛はいよいよ内蔵助を見限り、斬り捨てることを決意して上京した。内蔵助は仇討ちよりお家再興と主張し「斬りたければ斬るがいい」と背中を向けて座る。安兵衛には斬ることができず「武士が背中から斬りかかることなどできるか」と言った。安兵衛んは「武士は主君のために死ぬための者ではないのか?なぜ放蕩などしている?」と内蔵助に聞く。内蔵助ははっきりとは答えない。ただ一つだけ「よく生きる事ができない者はよく死ぬ事もできはしない」と言った。

【宮本武蔵】2014年(テレビ朝日)

テレビ朝日開局55周年記念の2夜連続ドラマスペシャル。原作は、吉川英治さんの『宮本武蔵』。佐々木小次郎(沢村一樹)との巌流島の戦いで有名な剣豪・宮本武蔵(木村拓哉)の半生を、国民的ロマンに昇華した名作。数々の戦いの中で生まれる内なる苦悩や葛藤を通じて前進しようとする等身大の武蔵を描いている。

心の師との出会いや好敵手との死闘、さらに数々の挫折を乗り越えることで二刀流”二天一流”を編み出し、進むべき道を見出して行く。親友・又八(ユースケ・サンタマリア)の許嫁(いいなずけ)だったお通(真木よう子)との出会いも見逃せない。

あらすじ

  • 功名を立てようと関が原の合戦に臨んだ新免武蔵(しんめんたけぞう)17歳。同じく参戦した同郷・宮本村の又八と敗軍の兵として敵に追われる。そこへ通りかかった又八の許嫁・お通を人質に武蔵は逃げようとするが捕らえられ、姫路城の牢獄に4年間幽閉される。
  • その後、幽閉を解かれた武蔵は宮本武蔵(みやもとむさし)と名を変え、剣の道で名を成すことを夢見て修行の旅に出る。圧倒的な存在感の木村拓哉が、待望の時代劇『宮本武蔵』に出演されたことで話題となったが、本作の見どころの一つは殺陣シーンである。

今回の殺陣シーンは「本当に刀を除けなければ、当たってしまうといった間合い」が見どころで、危険と隣り合わせのアクションに「今まで存在していた殺陣シーンというものとは、全く(180度)違うんじゃないかな」と自信を見せていたのが印象的です。

時代劇は、特に演技力(殺陣など)が重要視され、向き不向きがはっきりと出ます。以前は、時代劇スターと呼ばれる俳優もいらっしゃいましたが、現代では番組も少く感じます。

木村拓哉さんには、これからも時代劇俳優として『遠山の金さん』『銭形平次』『必殺(シリーズ)』『木枯し紋次郎』『座頭市』『子連れ狼』『七人の侍』といった、以前に人気のあった時代劇をキムタク風に演じていただければ大ヒット間違いないと思います。

日常で愛用のカジュアルな私服ブランドとは?

 

引用元:pinterest.jp

ご自身のファッションスタイルについては、10代の頃に観たフランシス・フォード・コッポラ(米国)監督の青春映画『アウトサイダー』に強い影響を受けたと語られています。

確かに『アウトサイダー』をイメージとする本物志向のジーンズ(デニム)をベースにしたアメリカン・カジュアルが多く、メディアを通じて見たアイテムからブランドを紹介します。

  • REDWING(レッド・ウィング)」ブーツメーカー
    • 1905年、レッド・ウィング社は、アメリカ中西部ミネソタ州で創業。高品質なワークブーツの分野で第一人者。「本当に良い靴を売るためには自分で作るしかない」と考えて創業したチャールズ・ベックマン。
  • A BETHING APE(ア ベイシング エイプ)」カジュアルシャツ、カットソー(Tシャツ) 
    • 1993年にNIGO(本名:長尾智明)によって設立。日本のファッションブランド。ヒップやスポーツマンに好評で東京からニューヨークまでのストリートブランドとして地位を確立した。
  • TENDERLOIN(テンダーロイン)」カジュアルシャツ、Tシャツ、アクセサリー
    • 1997年にロサンゼルス、ロンドン、東京でスタート。アメリカンクラシックを独自で追求し、妥協無きモノづくりへの姿勢が多くのファンを魅了。吉田カバンやコムデギャルソン、白山眼鏡などのコラボレーションアイテムで話題となる。
  • Ray-Ban(レイバン)」サングラス、メガネ 
    • 1937年アメリカのボシュロム社が創立したが、1999年にイタリアのルックスオティカに売却。「光学的に眼を守らなければ、サングラスとは呼べない」が基本コンセプトでアメリカン・ファッション・デザイナー協議会から世界最高級サングラスの称号を得ている。
  • TMT(ティーエムティー)」ジャケット、ボトムス(ジーンズ含む)
    • 1900年代から1970年代の古き良きアメリカのサブカルチャーを独自の観点からそれぞれのアイテムに取り入れたデザイン。カラフルで遊び心のあるデザインや型、当時の仕様を再現するため、細部にまで拘ったデザインが特徴。「温故知新」をテーマに掲げ、ヴィンテージを再構築することで新しい歴史を生み出している。
  • HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)」ジーンズ、カットソー(Tシャツ)
    • 1984年、北村信彦がオゾンコミュニティ社からヒステリックグラマーのブランドをスタート。1960~80年代のロック、アート、サブカルチャーの要素を取り入れたコレクションが中心。モノトーン、ロックテイストが基調でトレンドに左右されることなくデザイン、コンセプトが一貫した独自の雰囲気を持つ。
  • goro’s(ゴローズ)」アクセサリー
    • 高橋吾郎氏のアクセサリーブランドで、日本でのネイティブ・アメリカンアクセサリー(インディアンジュエリー)の先駆けとなったブランド。原宿にあるゴローズの創始者であり、イエローイーグル(東から来た鷲)というインディアンネームをもつ。1966年27歳の時に青山(東京)に小さなショップをオープンさせる。
  • Supreme(シュプリーム)」キャップ、カットソー(Tシャツ)
    • アメリカ合衆国のスケートボードショップ及びファッションブランド。ニューヨーク出身のイギリス人ジェームズ・ジェビアが19歳の頃にニューヨーク・シティにて1994年に創業。当初はスケーターブランドのセレクトショップであったが、オリジナルのTシャツが人気となる。
  • David Lindwall(デイビッドリンドウォール)」カットソー(Tシャツ)
    • 2009年に正式名「David Lindwall.Reborn.1982」を設立。ニューヨーク発のメンズブランド。インパクトの強いメッセージやグラフィックを施したカットソー(Tシャツ)を中心に取り扱う。クオリティに拘り、素材、製造全て日本で行っているアイテムが多い。
  • NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」ジャケット、カットソー(Tシャツ)、スニーカー
    • デザイナーの滝沢伸介が、1994年に東京・原宿にて「ネイバーフッド」を設立。日本のストリートブランド。コンセプトは、モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッドなどの要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り。
  • Yves Saint-Laurent(イヴ・サンローラン)」ジャケット(革ジャン)、シャツ、カットソー(Tシャツ)、ボトムス、靴(ブーツ含む)
    • 1936年生まれのフランス領アルジェリア出身ファッションデザイナー。イヴは、1957年(21歳)でディオールの主任デザイナーとなり才能を発揮。1962年、神経衰弱の完治とともにディオールを去ったイヴは、「イヴ・サンローラン(YSL)」を設立し活動を始める。さまざまな功績を残し、イヴは2008年6月1日にガンのため亡くなる(71歳)。
  • PORKCHOP GARAGE SUPPLY(ポークチョップガレージサプライ)」ジャンパー、カットソー(Tシャツ)、ボトムス
    • Valley Auto米内とFusty Works杉原の会話から生まれたこのプロジェクトはあくまでアパレルではなく、自分たちのライフスタイルの軸となっているガレージで使えるモノがコンセプト。2人の家の近くにあった養豚所が無くなったこととチョップカルチャーが好きなことからポークチョップと命名。ガレージサプライを通して自分たちの好きなアメリカを発信している。
  • VANS(ヴァンズ)」カットソー(Tシャツ)、スニーカー
    • アメリカのスニーカーブランドで日本のABCマートが商標契約。1966年ポール・ヴァン・ドーレンが3人でカリフォルニア州アナハイムに初のショップをオープンしたことに始まる。1970年前半、南カリフォルニアでシンプルなデザインとグリップのあるソールが注目されるようになり、スケーターたちの間で人気となった。
  • Off-White(オフ・ホワイト)」カットソー(Tシャツ) ・スウェット(トレーナー・ボトムス)
    • カニエ・ウェストのスタイリングを手がけていたヴァージル・アブローが2013年にスタートさせた。ラグジュアリー×ストリート、またはハイエンドストリートブランド。ストライプ柄の大胆なプリントを始め、インパクトの強いグラフィカルなモチーフが特徴。
  • HALFMAN(ハーフマン)」カットソー(Tシャツ) 、ボトムス
    • 2010年創立。アメリカ・ロサンゼルス発のファッションブランド。ミニマルとカオス、メジャーとアンダーグランド、光と影など、相対するエレメントを解体して組み合わせ、再構築するというデザインスタイルを提案。スケートボードなどのアメリカ西海岸を彷彿とさせるユースカルチャーと東京のアーバンストリートスタイルをインスピレーションソースに独自の世界観を表現している。
  • Chrome Hearts(クロムハーツ)」アクセサリー、サングラス
    • アメリカのリチャード・スタークにより、1988年に設立された925シルバーアクセサリーの高級ジュエリーブランド。スタークは、皮革製品のセールスでジョン・バウマンと知り合い、バイク用皮革ファッションの共同ビジネスを始める。2人はビジネスの傍ら、自分で身に付けたいファッションを求めるようになり、彫刻職人であったレナード・カムホートを引き込み、バイク用皮革ファッションのビジネスを始める。
  • Tom Ford(トム・フォード)」ジャケット、シャツ、カットソー(Tシャツ)、ボトムス
    • トム・フォードは、1961年アメリカ合衆国テキサス州オースティン出身のファッションデザイナー、映画監督であり、彼の名を冠にしたファッションブランドである。1994年、グッチのクリエイティブ・ディレクターとして活躍。2000年にイヴ・サンローランおよびグッチグループ全体のクリエイティブ・ディレクターに就任。2005年、トム・フォードはドメニコ・デソーレと共にトム・フォード社を設立。
  • Levi’s(リーバイス)」ジーンズ
    • 正式社名は、リーバイ・ストラウス(Levi Strauss & Co.) 。アメリカ合衆国を拠点とするアパレルメーカーであり、ジーンズのブランドである。通称リーバイス(Levi’s)は、1853年にリーヴァイ・ストラウスがアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコで創業。現在も創業者の子孫であるハース家によって所有されている。
  • STANDARD CALIFORNIA(スタンダードカリフォルニア)」カットソー(Tシャツ)、キャップ、ボトムス
    • 東京の恵比寿にあるユーズドストアであり、そのオリジナルブランド。ショップで取り扱っている古着とマッチし、流行に左右されないアイテムを展開している。
  • MARBLES(マーブルズ)」カットソー(Tシャツ)、ボトムス
    • 2009年にTMT(ティーエムティー)でデザイナーをしていた小松裕史が立ち上げた日本のファッションブランド。60年代から現在に至るアメリカのサブカルチャーをデザイナーの観点から判断し、あらゆるシーンに着て行きたくなるウェアを提案。アメリカンカジュアルやサーフカルチャーにインスパイアされたコレクションが特徴。 
  • Rags McGREGOR(ラグス・マックレガー)」ジャケット、カットソー(Tシャツ)、ボトムス
    • アメリカの老舗ファッションブランド「マックレガー(McGREGOR) 」より、2011‐2012年秋冬シーズンにデビューした日本のファッションレーベル。スポーツ、ミリタリー、アウトドアに見られるオーセンティックなアメリカンカジュアル。ヴィンテージの雰囲気があり、ロックテイストでアンダーグランドなイメージ、スタイルを打ち出している。ブランド名の「Rags」は、古着を意味している。

1983年に公開された映画『アウトサイダー』をイメージとした本格的なアメリカのファッションスタイルが主流。ブランドによって、それぞれのコンセプトは違いますが、古き良き時代のアメリカンカジュアルで統一されています。各ブランドともに素材やデザイン、独自性に拘った商品が多いと言えます。

今回のまとめ

木村拓哉さんが、これまでに出演した時代劇の魅力と日常でのカジュアルな私服ブランドについて、紹介しました。

  • 時代劇では、映画とTVドラマに分けてあらすじを紹介。
    • 映画
      • 【武士の一分(いちぶん)】2006年(松竹)
      • 【無限の住人】2017年(ワーナー・ブラザース)
    • TVドラマ
      • 【織田信長 天下を取ったバカ】1998年(TBS)ドラマ
      • 【忠臣蔵1/47】2001年(フジテレビ)
      • 【宮本武蔵】2014年(テレビ朝日)
  • 日常で愛用のカジュアルな私服ブランドを紹介。
    • フランシス・フォード・コッポラ(米国)監督の青春映画『アウトサイダー』に強い影響を受けたと本人が言っているように、本物志向のジーンズ(デニム)をベースにしたアメリカン・カジュアルが主流。

時代劇を演じる木村拓哉さんの独特な演技(表情)の一面と、日常で愛用されているファッションのギャップもまた面白く感じます。これからも多くの映画やTVドラマに主演されることを期待しています。

今回は「木村拓哉が主演の時代劇は面白い!カジュアルな日常の私服ブランドとは?」でした。最後までご覧いただき、ありがとうございました